学会通信vol.23 | 日本障害法学会

2023年03月06日 お知らせ, 会報誌

日本障害法学会通信 第23号
2023年03月03日(金)

1.第17回理事会

 2022年11月28日(月)19時より第17回理事会が開催されました。第4期理事会の第1回目の会合で、(1)第7回研究大会と第7回総会について報告がなされるとともに、(2)代表理事の互選、(3)役員の選出、(4)2023年度の研究大会、(5)その他(「講座障害法」)について、審議・承認がありました。
 代表理事に関しては、すべての理事の賛同により、池原毅和理事が第4期の代表理事に選出されました。また、以下の通り企画委員長・編集委員長・事務局長が選出されました(各委員については、企画委員長・編集委員長・事務局長から就任につき依頼をし、各委員からご承諾を頂いた後、理事会にその旨の報告がありました)。

企画委員会
委員長 川島聡理事  委員 植木淳理事 村山佳代会員
編集委員会
委員長 今川奈緒理事  委員 杉山有沙会員 織原保尚会員
事務局
事務局長 永野仁美理事  委員 引馬知子理事 矢田陽一理事

2.第8回研究大会と第8回総会

 日本障害法学会の第8回研究大会及び第8回総会は、現時点においては対面とオンラインのハイブリッドの形態で開催することを予定しています。第8回研究大会と第8回総会のプログラム案は以下となります。

<開催日時>

日時:2023年11月11日(土)9:15-16:35
場所:東京経済大学 国分寺キャンパス
〒185-8502 東京都国分寺市南町1-7-34
※対面とオンライン(Zoom)の両方で開催

<プログラム案>

9:00 受付開始
9:15-9:20 開会の挨拶
中川純会員(開催校責任者)
9:20-11:35 判例研究1・2
総合司会:角松生史会員

判例研究1:旧優生保護法違憲訴訟(東京高裁判決2022年3月11日)
報告:関哉直人会員(9:20-9:40)
報告:植木淳会員(9:40-10:00)
質疑(フロアを交えて)(10:00-10:25)

判例研究2:障害者投票権確認等請求事件(大阪地判令2年2月27日、大阪高判令3年8月30日、最小判令4年2月3日)
報告:大川一夫弁護士(10:30-10:50)
報告:織原保尚会員(10:50-11:10)
質疑(フロアを交えて)(11:10-11:35)

11:35-11:45 休憩
11:45-12:15 総会
12:15-13:15 昼食

13:15-16:30 シンポジウム(1):障害者差別解消法・改正障害者雇用促進法制定10年
司会:金子匡良会員
報告1:青木亮祐会員「障害者差別解消法の課題」(仮題)(13:15-13:35)
報告2:長谷川珠子会員「障害者雇用促進法の差別禁止義務・合理的配慮義務 の課題」(仮題)(13:35-13:55)
コメント:大胡田誠会員(13:55-14:05)
質疑(フロアを交えて)(14:05-14:45)

休憩(14:45-15:00)

15:20-17:05 シンポジウム(2):障害者への虐待と身体拘束
司会:矢田陽一会員
報告1:鈴木靜会員「施設と障害者虐待」(仮題)(15:00-15:20)
報告2:内山真由美会員「身体拘束の合法性」(仮題)(15:20-15:40)
コメント:平田厚会員(15:40-15:50)
質疑(フロアを交えて)(15:50-16:30)

16:30-16:35 閉会の挨拶 池原毅和会員(代表理事)

(※時間・報告者・報告タイトル等は変更の可能性があります。)

3.『講座 障害法』全3巻の注文開始

 日本障害法学会創設10周年記念として、日本障害法学会編『講座 障害法』全3巻(生活書院、2025年8月予定)の注文が始まっています。定価は各巻3,300円(税込み)ですが、本学会のHPから本学会にお申し込みされる場合に限り、3巻セットの特別価格(7,920円(税込み))が適用されます。詳細はこちらをご覧ください。

4.学会誌『障害法』第7号への投稿論文

『障害法』第7号(2023年11月刊行予定)への論文の投稿を希望する会員は、下記の公募論文投稿要領に従って、2023年3月末までに事務局長にEメールで論文を提出してください。

日本障害法学会学会誌『障害法』投稿要領(2022年11月12日総会承認)

・学会誌「障害法」に論文の掲載を希望する会員は、当該号刊行年の2月末までに学会事務局長に論文投稿の意向及びタイトル案を御連絡ください。その後、同年3月末までに論文を学会事務局長宛に提出してください。なお、公正な査読を確保するため、編集委員長には送付しないようご留意ください。

・投稿論文は、未発表の学術論文であって、16,000字以内としてください。投稿にあたっては1,000字程度の要旨を付してください。

・査読の結果「掲載可」とされた論文は当該号刊行年の8月末までに完成原稿を、また「修正の上で再査読」とされた論文に関しては、同年7月末までに修正原稿を提出してください。

・学会誌「障害法」(電子ジャーナルを含む)に掲載された論文等の著作権は、日本障害法学会に帰属します。

学会誌『障害法』は、無料のオンラインジャーナルとして、日本障害法学会のホームページ上でご覧いただけます。

日本障害法学会事務局
上智大学法学部
永野仁美
info,disability-law.jp

日本障害法学会通信第23号(Word)


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